【TOEIC】選択肢を全部読もうとして焦ってしまう人へのアドバイス

TOEICのテスト中、毎回焦ってしまっていませんか？

テスト中に焦ると思うように実力が発揮できませんよね。

僕も同じ問題を抱えていました。

そこで、試しに選択肢全てに目を通すことをやめたところ、TOEICのスコアを７３０点から特別な努力なしで約１ヶ月で８８０点まで点数を上げることに成功しました。

この記事では選択肢を飛ばすことの有効性について解説します。

勉強方法は至ってシンプル

当時僕が行っていた勉強方法は至ってシンプルで、特に変わったことはありません。

使っていたのはよくある予想問題集と単語帳です。

勉強時間も、改善した点数の割には少ない方だと思います。

大学の夏休みの１ヶ月を利用して毎日朝の１時間程度を勉強に充てていました。

一応、以下に僕が実際に使っていた問題集と単語帳を紹介しておきます。

まあ、よほど高得点を目指さない限り問題集や単語帳にはそこまでこだわる必要はないと思います。

皆さんの気に入ったものを使ってください。

コツは問題の解き方

当時、TOEICの点数が改善した主な理由は別のところにあると考えています。

皆さんはTOEICの試験を解く時、選択肢を全て読もうとしていますか？

英語の文章をすらすら読める人は時間内に全ての英文に目を通すことができるかもしれませんが、９００点以下の人にはかなり難しいはずです。

実際、僕自身もできておらず、時間内に問題を解くのに苦労していました。

そこで4つある選択肢に上から目を通し、これだと思った選択肢を見つけた時点でそれより下の選択肢を読むことをやめてみました。

すると時間に余裕が生まれ、問題をより少ない労力で落ち着いて解くことができるようになりました。

もちろん実際のテストでも全てのパートでこの方法を使って問題を解きました。

その結果しっかりと得点できていて、実際８８０点を取ることができました。

選択肢を飛ばしてもいいと言える根拠

選択肢を全て読まないということは、それ以降の選択肢に正解がある可能性を捨てる、ということを意味します。

当然、読んでいない選択肢が正解ならあなたはその問題を落とすことになります。

ではなぜ選択肢を全部読まなくても良いと言えるのでしょうか？

それにはちゃんとした理由があります。

例えば今あなたは問題を解いていて、４つの選択肢のうち2つ目の選択肢を読んだ時点で、これが正解だと思ったとします。

ここで残る選択肢の(3)と(4)は読む必要があるでしょうか？

その必要はありません。

なぜなら万が一、他にも正解だと思うものがあったとしても、その選択肢と選択肢(2)はあなたにとって正解である可能性はほとんど同じだからです。

ポイントは「正解らしい選択肢が１つ増えただけ」という点です。

あなたにとってはどちらも正解らしく見えるわけですから、全ての選択肢に目を通したあなたにとっては、どちらを選んだとしても得点の期待値は同じです。

結局、選択肢(2)を選んだままでも良いということになり、これでは時間をかけるだけのメリットがありません。

また、未熟な英語力で無理に２つの選択肢の内どちらがより正解らしいかを見極めようとすれば、それ相応の時間を要することになり、こんなことを他の設問でもやっていたら確実に取れる問題も取れなくなります。

逆に英語力が高い人であれば、最初に読んで正しいと思った選択肢(2)が正解だと考えられます。

つまり、あなたの英語力が高いか低いかに関わらず、わざわざ全ての選択肢を読むメリットは少ないということです。

実はこれは英語以外のテストにも当てはまります。

興味がある人は選択肢形式のテストで使ってみてください。

思っている以上に点数が伸びることに気づくかもしれませんよ。

勉強との組み合わせでさらに得点アップ！

上記のコツを実践すればある程度点数が上がるはずです。

それ以上点数を上げたければ、あとは勉強して単純に英語力を高めるのみです。

英語力が高くなると選択肢を間違って選ぶこともなくなりますし、時間に余裕ができて他の選択肢もチェックすることができるようになります。

TOEICに時間をかけるのはもったいない

TOEICを受けようとしている人は、大学院受験のためなどと明確な目的がある人がほとんどだと思います。

また、TOEICが満点になったからといって英語力がネイティブ並みになるわけではありません。

であれば、できるだけ少ない労力と時間で目標点数をクリアして、さっさとTOEICの勉強をやめられるに越したことはありません。

そのためにも、効率の良い解き方などがあればぜひ活用すべきです。

目的に応じた勉強法で時間を有意義に使ってください。

まとめ